ニュース&コラム
「ジョジョ」と言えば、肉食系女子にはお馴染みの(なぜか草食系女子には「絵的に敬遠される」ことでも有名な)荒木飛呂彦先生の大人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」である。
その最新シリーズである第七部「スティールボールラン(SBR)」も現在絶賛連載中だ。
ガジェット通信によるとその「SBR」に登場する重要なモチーフである「悪魔の手のひら」が、南米はチリのアタカマ砂漠に実在するとのことだ。
「SBR」の舞台は北米大陸:アメリカ合衆国であるので、確かにこれは近接大陸同士の“奇妙”な偶然の一致と言えるかもしれない。
記事によるとこの実在する「Giant Hand of Atacama」は全長11メートルの巨大建造物で、写真で見てもその大きさは窺える。
また作者は現地チリの彫刻家によるモノであるらしい。
なるほど、となれば“奇妙”なモノ好きの荒木先生のことであるから、これを創作のモチーフにした可能性は十分にあり得るとの見方にも異論はない。
ただし小学校の頃からの愛読者であり、15年来のジョジョファンの私からは一言申し上げたい。
そもそも作中に登場する「悪魔のてのひら」とは、正確には「人工的な手のひらの形のモニュメント」というよりは、「岩山の形の配置が偶然手のひらの形を成している自然造形物=すなわち“地形”」であるわけなのだ。
なのでこの実在する「手のひらモニュメント」は“砂漠”という偶然の演出効果も手伝ってか、個人的にはかの中国古典“伝奇”小説「西遊記」における「孫悟空が落書きした釈迦の手のひら」のエピソードの方を連想する。
そう、もしかしたらモニュメント作者である彫刻家の方は“悪魔”ではなく「“神”のてのひら」を造形したのだとも考えられませんか?ということなのだ。
2009-10-23 10:35 written by 六本木六朗
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